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報道されたトラブル

ペット火葬・葬儀に関する記事

2007年12月29日 ペット葬儀につけこむ手口 [ 読売新聞 ]

仙台市の第3セクターが運営する「ペット斎場」(泉区)が、1体ずつ火葬するとして利用料金を
徴収していたにもかかわらず、1992年の開設から約15年間、2体同時に焼却していたことが28日、
わかった。

市は「別々のトレーで火葬しており、骨は混ざらない」などとしているが、関係者は「ペットも家族の
一員なのに」と反発。市は対応を検討することになった。

ペット斎場では、飼い主から依頼されたペットの死がいのほか、路上で車にひかれるなどして死んだ動物 なども火葬している。依頼者は火葬方法について1体か複数かを選択でき、市のホームページ(HP)などで 1体火葬の場合に限り、遺骨を引き渡すと明記している。

年間の焼却数は1万を超え、うち1体焼却の依頼は約4割を占める。

市によると、「(数が多く)処理しきれなかった」として、ペット斎場の開設以来、1体焼却の依頼でも、
2体を別々の金属製トレーにのせて一緒に焼却していた。

料金は1体焼却が重量などに応じて4600〜1万1400円。複数焼却の1800円(持ち込み)か3700円(死がいも収集)の2〜5倍に相当する。

市は、「案内と違った。正確に説明したい」(相沢政宏・廃棄物管理課長)とし、HPなどの表記を
変更するほか、個別焼却への対応も検討する。ただし、これまでの火葬については謝罪、返金はしない考え。

ペット関連の法律などに詳しい専門家らでつくる「THEペット法塾」(大阪市)会員の細川敦史弁護士は、「複数焼却は債務不履行。家族同様のペットを預けた市民の気持ちを踏みにじるものだ」と指摘する。


有識者コメント

ここでは業界の有識者にお願いし記事についてのコメントを掲載させていただきます。もしものとき飼い主様が安心してお見送りができるように参考にしていただければと思います。

コメント

ペット葬祭業に名を借りた悪徳業者の横行に関しては、常日頃、私どもも頭を悩まし、毅然とした態度で、その一掃に努力させて頂いているのですが、今回のような、半公共性を持った施設での不誠意極まる実態が明るみになったことで、さらに利用者の不信が増大しかねないことは、由々しき問題だと考えます。


まずは公営であれ私営であれ、ペット葬祭業、ひいては動物の遺体を扱う職務に関わる者は、供養の気持ちを持ってその職に当たることが大事です。

「供養」という言葉が宗教や各人の信仰に関わる言葉だというならば、それを「生き物の命を尊重する姿勢」と言い換えても良いかも知れません。


私たちはペットを亡くした皆さまのお気持ちにかなうよう、その心がけをいつも忘れないようにと肝に銘じて、日々の業務に当たらせて頂いております。


そして業界全体でさらにそれを再確認し、今回の事態に対しても意思表明を明確にして、同様の出来事が再び起こらぬよう、できる限りの対処をして行く所存です。

回答者:渡邊円猛 様

渡邊円猛【回答者の役職・経歴】

天台宗慈妙院住職

一般社団法人全国ペット霊園協会理事

■リンク

慈妙院動物霊園

一般社団法人全国ペット霊園協会


新聞記事

ペット火葬・ペット葬儀

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藤本政光様 株式会社ジャパンペットセレモニー代表取締役
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日本ペット訪問火葬協会理事長 動物供養協議会会員 
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渡辺円猛様 天台宗慈妙院住職 
一般社団法人全国ペット霊園協会理事
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「ペット火葬」ブーム便乗の悪質業者横行 [ 毎日新聞 ]
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高橋達治様 ECOアース株式会社代表取締役
日本ペット訪問火葬協会理事長 動物供養協議会会員 
ペットロスカウンセラー
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